三軒茶屋駅5分 b-ANNEX【ビーアネックス】脳疲労ケアによるストレスケア専門店
陽電子放出型断層撮影を活用したバランスセラピー(ホメオストレッチ)による脳内動態の研究
「ホメオストレッチは前脳、偏桃体および楔前部のニューロン活動を調節し、副交感神経を高め、精神的リラクセーションをもたらす効果があるという科学的エビデンスが得られた」
ニューロサイエンスレター 2007年第2巻
Technical terms
バランスセラピーについて

バランスセラピー
40年の歴史を持つストレスケア教育のパイオニア・BTU が提唱するバランスセラピー。
それは、ストレスケアを総合的に学べる学習プログラムのことです。
バランスセラピーは、ストレスを心だけの問題にせず、身体にあらわれた問題としてとらえ、心身両面から、自然なバランスを回復させることを目的としています。
身体へのアプローチ➡リラクセーションによるストレスや疲労の改善(ホメオストレッチ)
心へのアプローチ➡ストレスを招いている考えや向き合い方の修正(カウンセリング)
ぜひ、BTU ウェブサイトをご参照ください。 https://btu.co.jp/
生理学的リラクセーション
生理学的リラクセーションとは、心身にかかっている無理なストレス(緊張)が解放され、深いリラックスが生じている状態をいいます。自律神経でいえば、副交感神経が優位となった状態です。
具体的には、呼吸数の減少・心拍数の減少 ・血圧の低下 ・抹消皮膚温の上昇 ・筋バランスの回復などの生理学的変化が、身体の機能に生じていることを指します。
このような状態を得るには、深い睡眠、深い呼吸、ヨガ、坐禅、瞑想など様々な方法がありますが、バランスセラピーのケア(ホメオストレッチ)でも、生理学的リラクセーション状態をつくることが可能です。
生理学的リラクセーション状態下では、脳をはじめとした心身の緊張が解消され、脳機能が活性化し、筋バランスが整い、自己治癒力・自己回復力が増してきます。
ホメオストレッチ
筋肉からアプローチして、心身をくつろがせ、脳を活性化させる、バランスセラピー独自のリラクセーション技法です。 ストレスを感じると、脳には防衛反応が生じます。脳の緊張はダイレクトに筋肉に伝わって、筋肉に緊張や歪みをもたらします。(この歪みが持続すると、心身の不調が発生します。)
ホメオストレッチは、この逆ルートをつかい、抗重力筋(※)から脳へとリラックス信号を送ることによって、生理学的リラクセーション状態をつくり、筋肉の緊張や歪みを解消させます。
ホメオストレッチの良さは、短時瞑想のような訓練も必要なく、ただベッドに横たわったままで、生理学的リラクセーション状態が体験出来ることです。
これらの効果は、米科学雑誌に論文が掲載された他、いくつかの大学との共同研究により、科学的実証がされています。
※抗重力筋:脳と密接な関係のある筋肉。脊柱起立筋、腹直筋、大臀筋、大腿四頭筋、下腿三頭筋など
科学的実証研究
実証例1.
「PET(陽電子放出型断層撮影)を活用したバランスセラピー(ホメオストレッチ)による脳内動態の研究」
静岡県健康福祉部、先端医療技術センター、浜松ホトニクス、BTUによる共同研究
Neuroscience Letters vol.407(2006)(資料1)
ホメオストレッチ中にPET(脳断層撮影)にて脳内を撮影したところ、ホメオストレッチの介入は脳幹から偏桃体に影響を及ぼし、精神的リラクセーションや脳中枢を活性化させる効果があるという科学的エビデンス(資料2)が得られました。この研究は、神経科学分野での世界的な学術専門誌「ニューロサイエンスレター」に掲載されました。


(資料1:Ouchi Y, Kannno T, Okada H, et al. Changes in cerebral blood flow under the prone condition with and without massage.
Neuroscience Letters 2006; 407 (2) : 131-135.)
(資料2)
実証2.
「NAT脳波によるホメオストレッチ効果の検証」
熊本大学生命科学研究部・BTUとの共同研究(2011年)
[ホメオストレッチ介入前]
ストレス状態にある脳の状態。赤い部分(前頭前野)のところはストレス波(ベータ波~ガンマ波)が過剰に活動していることを示しています。
[ホメオストレッチ介入後]
赤い部分が緑色に変化し、ストレス波が減少しました。このことから、ホメオストレッチを行うと、脳のストレス状態が改善することがj実証されました。
その他の科学的実証例についてはBTUウェブサイトをご参照ください。
BTUウェブサイト http://btu.co.jp
